南半球にある南米ペルー、ナスカでは今、夏真っ盛り。
以前、年末年始をナスカで過ごしたとき、お正月にレストランへ行ったら、まだクリスマス・ツリーが飾ってあり、その横で大きな扇風機が回っていたのを、懐かしく思い出します。
そこで私が味わったのは、めでたいお正月料理だと薦められた、クイ(大きなネズミ。モルモットのようなものです)の丸焼きでした!
さて、すでにお知らせした、ナスカ・パルパ・プロジェクト。
予定では、もうそろそろ博物館がオープンすることになっておりました。
建物は、完成しています。
温かな雰囲気の、美しい博物館です。
今、内部の展示の準備を進めているところですが、それにもう少し時間がかかりそうです。
重要な展示室のパネルの印刷が、ペルー、リマの印刷所では難しいことが明らかになり、改めてヨーロッパの印刷所に発注し、運ばねばならない状況になってしまったようです。
コンピュータを使って作製した、精巧でサイズも大きいパネルですから、高度な印刷機材、テクニックも必要とされるのでしょう。
日本マリア・ライヘ基金の支援者の皆様方に敬意を表し、日本からの来訪者のために、日本語のパンフレットも用意してくださることになっています。
オフィシャル・オープニングの日取りが決まりしだい、お知らせいたしますので、どうぞ楽しみにお待ちください。
2004年1月