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バレンタインデーも過ぎたというのに、いつまでチョコレートのレポートをしているの?
とおっしゃる方も多いでしょう。
そうですよね。
チョコレートに興味のない方は、毎日チョコの話じゃ、飽きてしまいますよね。
というわけで、今シーズンの新作チョコ・レポートには、いったんピリオドを打つことにしましょう。
勿論、手元にはまだどっさりチョコレートがあり、ひととおりテイスティングを終えるのは、桜が咲くころになるかもしれません(笑)。
また、スペシャル・レポートをお届けしますので、お楽しみになさってくださいね!
2019年2月17日

週末には、お酒の入ったチョコレートで、リラックスしたいもの。
ということで、ブルーノ・ルデルフさんの大好評「ショコラ・カクテル」を取り出しました。
アイリッシュコーヒー(コーヒーとウィスキー)、ラム・レーズン、モヒート、ピニャコラーダ。
どれも、レモンやミントやパイナップルのアクセントを効かせ、繊細な工夫を凝らした大人のチョコ・カクテルです。
うう〜、幸せ気分〜。
ボックスには、お酒の瓶を倒して酔っぱらう猫のイラストが描かれています。
このコは、ルデルフさんの飼っている4匹のネコのうちの、オランジェットちゃん。
(去年のボックス・デザインは、ブランデーグラスにすっぽりはまったヌガーちゃんでした。
今でも、大切に取ってあります。)
他にも、プラリネ、キノワという猫ちゃんたちが、ボックスのイラストに登場していて、かわいいったらありません。
みんな名前からして、とってもキュートで、美味しそう(笑)じゃありませんか!
2019年2月16日

この人の作品を、これまでこれほど真剣にテイスティングしなかったとは、なんてもったいないことだったのだろう、と反省。
フランク・フレッソンは今年、8年ぶりに日本のサロン・デュ・ショコラに参加した、ショコラティエ。
まず、そのおしゃれなオレンジ色のボックスが目を引きましたね。
中央に記された、Fressonのロゴも洗練されていて美しい。
30センチにも及ぶ細長い形をしていて、箱の開け方にも工夫が感じられます。
なかには、ボンボンショコラが13粒、横に並んでいます。
異なるチョコレートの粒をきれいに納めるために、極めて合理的な形だったのですね。
センスよくデザインされたチョコレートは、ただウケを狙って派手に主張する商品とは対極にある、品のよい、上質なクリエーションであることを証明しています。
この人の美意識、ただものではありません。
そして、勿論その作品のひとつひとつが!
グレープフルーツ&ティミュットペッパー、オレンジコンフィとヌガティーヌ入りヘーゼルナッツのプラリネ、しょうがのガナッシュ・・・。
卓越した技と、味わいの構築の仕方に、私は舌を巻き、次の一粒を手に取るときの期待感といったら、ありませんでした。
すばらしい!!
「ショコラ界の鬼才」などと呼ばれるご本人、フランク・フレッソンは、自信に満ちた、とても個性的な方だそうです。
今度ぜひ、じっくりインタビューしてみたいなあ。
2019年2月15日

バレンタイン・デー!
チョコレートのプレゼントが一番似合う日、ということで、私は今日、フィリップ・ベルさんが私のためにフランスから抱えてきてくれた、ボンボンショコラの大きなボックスを開けることにしました。
毎年私がベルさんの作品を楽しみにブースに通っているのを、喜んでくださって、今年特別な力作を贈ってくださったのですね。
わあ〜〜、っと歓声を上げてしまいました。
なんて、美しいの!!
一面に、何十個もの、きらきら輝くチョコレートたちが勢揃いしているようすは、圧巻です。
ベルさんの定番のチョコから、工夫を凝らした新作の数々まで、どの一粒にも、ベルさんの腕の確かさが伺われます。
感嘆しながら、7粒を口に入れたところで、
「こんな贅沢を、いっぺんに味わっては、バチが当たる」
とブレーキをかけました。
このスペシャル・ボックスは、これから毎日、少しずつ、ありがたく楽しませていただくことにしましょう!!
さらに私は、サロン・デュ・ショコラのブースで購入した「キューブ・カフェ・ミックス」を取り出しました。
「エリコは、コーヒーが好き?
好きなら、お薦めしたいものがあるんだ」
とベルさん自ら紹介してくれた作品でした。
ベルさんが厳選したニカラグアのマラゴジッペというコーヒー豆を、ミルクあるいはビターのチョコレートで包んだもの。
酸味と苦味が心地よい刺激となって、まさに大人の味だあ!
ああ、これも手が止まらない・・・。
とっても華やかで、ゴージャスなチョコレート・タイム、大満足でしたよ!
2019年2月14日

世の中に数多あるトリュフのなかで、アルノー・ラエールさんの「魔法のトリュフ」が、私は大好き。
普通のトリュフの4分の1ほどの小さなトリュフ(ビター)が、ケースにぎっしり行儀よく並んでいて、かわいらしく心楽しい。
口に入れれば、それこそ魔法のように滑らかに溶け、幸せな気分にさせてくれます。
ごく小さなアーモンドのかけらが忍ばせてあって、心地よいアクセントになっているし、気付くか気付かないかという微かな塩味が、他を圧倒する旨味を演出しているのです。
ひとつ、またひとつ、さらにもうひとつと、私は今日も、ラエールさんの美味しいトリュフの魔法に酔っていますよ〜。
2019年2月13日

もうひとつ、ご紹介しなければならないチョコサブレがありました!
フランク・ケストナーの「グルマンド」。
ココナッツ風味の軽いサブレに、ビターチョコがコーティングしてあるの。
さくさくサブレの軽快感と、こくのあるチョコのバランスが楽しくて、飛び跳ねたくなる美味しさです。
ああ、本当に、今年はチョコサブレの当たり年でした!!
2019年2月12日

若い世代のショコラティエのなかで、私は多分この人の作品が一番好きだわ。
オリヴィエ・ヴィダル!
今日は、大事に取ってあったボンボンショコラのボックスを、堪能しました。
どの一粒も、とろける食感、フルーツやナッツの完璧なハーモニー、なによりカカオの深い味わいと魅力が溢れるクリエーションです。
私は、「チョコレート」というからには、カカオの旨みがたっぷり感じられるクリエーションじゃなくちゃ、と考えています。
昨今は、ふんだんに色を使ったり、他素材をこれでもかと投入する例が増えてきましたが、私の目(舌)には、これは「甘いお菓子」で「チョコレート」ではない、というものが多い。
嬉しいことに、オリヴィエ・ヴィダルの作品は、まさしく「チョコレート」。
真っ直ぐに、カカオの旨みが訴えかけてきてくれるのです。
華美な装飾も避け、あくまでもシンプルな美しさを追求した作品群には、カカオの誇りすら感じられます。
勿論、シンプルなクリエーションほど、巧みな腕とセンスが必要とされるのは、言うまでもありません。
オリヴィエ・ヴィダルが、志を貫き、このまま次代を担うショコラティエとして活躍してくれることを、おおいに期待しています。
2019年2月11日


四大陸選手権には、私はあまり注目していないのですが・・・
(だって、ロシア勢の入っていないところで競い合っても、どうにも物足りないでしょ。
特に女子はね。)
今日の男子フリーは、宇野昌磨選手がどうしても気になって・・・。
見てよかった!
宇野選手の演技は、心も体も捧げつくしたという印象の、全編ものすごい気迫のこもったパフォーマンスでした。
最後のポーズから、氷上に崩れ落ちた彼の姿を目にして、涙がこぼれるほどでしたね。
すばらしかった!
ジェイソン・ブラウンにも、心動かされました。
爽やかな風を巻き起こす、ダイナミック、かつ滑らかな彼のスケーティングには、すがすがしい気分になります。
トレードマークだった長い髪をばっさり切って、今シーズンに臨んだ時には、両サイドを刈り上げたスタイルが全然似合わなくて、首を傾げましたが、今日はヘアカットを変えてきていて、とても良くなっていたわ。
さあ、来月の世界選手権が楽しみだあ〜〜!
2019年2月10日

「ショコラ」というタイトルの、かわいい本が届きました。
日本のショコラティエ界の先駆者、土屋公二さんの新刊書です。
とても読みやすく、イラストも楽しくて、あっというまに読み終えましたよ。
おすすめショコラトリーの項目は、私のセレクションとは異なるけれど、チョコレートの入門書としては、最適の一冊になることでしょう。
2019年2月9日

あっ、大変、もう賞味期限が切れちゃう!
と大慌てで箱を開けたのが、エス・コヤマの「ダニエルズカカオバウム+フランボワーズ」です。
エクアドルのオーガニックカカオ70%を使用した、バウムクーヘン!
私の大好物なの。
先日のサロン・デュ・ショコラでも入手しましたが、大人気のロングセラーで、私はすでに何度もコヤマさんのインターネット・サイトで注文して、お取り寄せしているのですよ。
カカオの香る、しっとりと優雅な味わいのバウムクーヘン。
たっぷりのホイップクリームを添えて、楽しみましたよ。
あ〜〜、美味しかった!!
2019年2月8日

そうだ、今シーズン、フェルベールさんもチョコサブレを発表していた!
とさきほど、再びチョコサブレ・リサーチに戻って、鳥籠と美しい鳥の姿の描かれたボックスを開けました。
チョコでカバーされた丸いサブレの上に、オランジェットが2本飾られていて、かわいらしい。
そしてサブレを割ってみると・・・なんと中は5層にもなっていたのですよ。
チョコ、サブレ、チョコナッツクリーム、サブレ、チョコと、ごく薄い層をなしていて、それは美しい!
そして、美味しい!!
オランジェットとの組み合わせも、最高です。
フェルベールさんの手によって、気楽につまむチョコサブレが、贅沢なデザートの域にまで到達したと、大満足のテイスティングでした。
2019年2月6日

ついに、ジャン゠ポール・エヴァンのバレンタイン・コレクションをテイスティングする日がやってきました!
空想のラブ・アイランド(愛の島)の地図がデザインされた、ファンタジー溢れるボックス!
なかには、赤いハートや、色とりどりの彗星マークなど、愛らしいボンボンショコラが並んでいて、どれから手を出そうかと、迷ってしまう。
勿論どれも、チョコレートの王道をいく美味しさが約束されている!
今シーズンは特に、ペルー産カカオの優しい味わいに、心が躍りましたね。
バレンタインのプレゼント用に、やはりラブアイランドがデザインされた紙袋も用意されていて、ステキ〜〜!
もうまもなく、スペシャルワークの「アムール・アン・クール」も店頭に並ぶので、急いで買いにいってくるわ。
(「メッセージ」のページの写真を見てください。)
ハート形の繊細な細工が、とっても美しく、楽しいの!!
今シーズンの私の一番気に入りの、バレンタイン・チョコです。
2019年2月5日

ショコラティエ、そしてキャラメリエとした名を馳せた、アンリ・ルルーご夫妻に初めてお会いしたのは、もう10年以上も前のことになるでしょうか?
とても仲の良いおふたりで、毎年揃ってサロン・デュ・ショコラにいらしていたのでした。
そのルルーさんもお年を召されて引退され、後を引き継いだのが、ジュリアン・グジアンです。
ほっそりとして背が高く、控え目な印象の青年ですが、クリエーションに関しては芯の通った持論を展開して、ルルーさんの作品をさらに一歩進化させ、魅力的なチョコレートの世界を描き出しているのです。
その技術の巧みさは、「メッセージ」のページにご紹介したとおり。
定番の「キャラメルのガナッシュ」は、さすがキャラメリエの本領発揮、顔がほころぶ美味しさですね。
さらに今シーズン、ボックスのデザインが格段によくなりました。
アンリ・ルルーの本拠地であるブルターニュの有名なレースをあしらった赤のケースも、定番のボックスを白いレースのバンドで飾ったのも、美しいアイデアですね〜。
ブルターニュに古くから伝わる愛の物語を添えたのも、ロマンチック。
繊細なジュリアンの作品にピッタリの演出だと、改めて感心した、今日のテイスティングでした。
2019年2月4日

毎日の新作チョコ・テイスティングも、今日だけはお休み。
だって、節分ですもの。
お豆を食べなくっちゃ!
愛猫マフィンは、豆撒きが大好き。
「鬼は外、福は内」と私が豆を撒くと、小さな虫が飛んできたとでも思うのか、「うにゃあ〜、ぐるるる」と声を上げながら、跳ね回ります。
かわいいったら、ありません。
でもね、その豆をマフィンが口に入れてしまって、喉に詰まらせたりしたら、大変ですから、私は勢いよく撒いた豆を、大慌てで回収しなければならないの。
なんともせわしない節分です(笑)。
2019年2月3日

アルノー・ラエールさんの今年の新作は、「テ・アロマティゼ」。
黒の地にゴールドの植物柄の入った、シックなボックスからして、とってもオシャレで、気に入りました!
中には、四角いボンボンショコラが6種、行儀よくレイアウトされていて、白、緑、ピンク、クリーム、キャラメル、ブルーの細い線画の葉っぱの模様が描かれています。
まあ、なんて美しいのでしょう!!
これは、緑茶、アールグレイ、マサラチャイなど、お茶をテーマにした作品なんですね。
口に入れると、それぞれのお茶の香りと味わい、組み合わせたフルーツ(オレンジやレモンやパイナップルなど)のアクセントが、実に繊細に、なめらかに、優しく広がり、この上なく上品な仕上がりになっています。
さすが、ラエールさん、これが大ベテランの腕ですね!
2019年2月2日

いよいよ、今シーズンのチョコ・テイスティング、真打登場!
ボンボンショコラです。
数ある注目のメゾンのなかでも、私が興味津々でマークしていた、日本初上陸、ショコラ・オ・キャレの作品を、ついに味わうことができました。
ショコラティエは、ジャン゠ピエール・ロドリゲス。
パトリック・ロジェやピエール・エルメで修業したという経歴を聞いただけで、只者ではないぞ、と期待が高まりますよね。
「Choco²」(チョコレートの2乗)って書いて、「ショコ・オ・キャレ」って読み、その名が示す通り、真四角の形をしたボンボンショコラなの。
ひとつひとつ、つやつやの肌にモダンアート作品のような異なる模様が描かれていて、それは美しい!!
また、美味しいルービック・キューブみたいに、楽しい!
私は、16種類のキューブの入ったケースを買ってきました。
勿論、それぞれデコレーションも、お味も全く違う!
ピーカンナッツのプラリネや、フルール・ド・セル入りのショコラキャラメル・・・などなど。
どれも複雑な工夫を凝らしたモダン・フレンチの、フルコース・メニューって感じです!!
ケースから無造作に指でつまんで口に入れるなんてこと、できないわ。
私は急いで、マイセンのデザート皿をテーブルに用意しました。
伝統的な青の柄ではなく、モダンなデザインで発表された新作の白のお皿です。
これが、キューブのチョコにぴったり合いました。
さらに、ひとつひとつ、ナイフとフォークでカットしながら、切り口を愛で、優雅に味わう。
ふうっ、なんとも贅沢な、チョコレートのフルコース・ディナーでした!!!
2019年2月1日

正直に打ち明けると・・・ダヴィッド・カピーの作品は、ショコラティエではなく、パティシエさんらしく、チョコレートというより、甘いお菓子の印象があって、これまであまり注目していなかったのですよね。
(私はとにかく、カカオの旨みがしっかりと感じられる、ショコラティエさんのチョコレートが、好きなのです。)
でも、先日テイスティングしたカヌレがあまりに美味しかったので、ブースを訪ね、一番チョコレートっぽいチョコサブレを選んで買ってきました。
チョコ味のサブレを、ビターチョコレートで贅沢にカバーしてあって、こくがあって、なかなか美味しかったわ。
これなら、私も満足です。
2019年1月31日

集中的に、チョコサブレをテイスティングしています。
今日の、ニコラ・ベルナルデの「サブレ・ディアモン」も、いいですねえ。
チョコレート味を効かせた、さくさく感の心地よいサブレ。
とっても素朴で懐かしく、良質の味わいと食感が好ましい。
2019年1月30日

信じられない、すばらしい夜でした!
サロン・デュ・ショコラのために来日した、ジャン゠ポール・エヴァンさんご一家、クリスティーヌ・フェルベールさん、ブルーノさんたちと、ディナーをご一緒したのです。
カンのいい人なら、ピンと来たはず。
そう、昨年初夏、アルザスで極上の時間を共にしたメンバーなんですね。
(詳しくは、「メッセージ」のページをご覧くださいね。)
食のプロをお招きするのだから、飛びっきり美味しい日本食をと、レストランは「龍吟」と決め、3ヵ月も前から予約を入れていたのでした。
久々に親しいメンバーが集まり、話に花が咲きました。
たちまち、美しいアルザスの思い出が、甦ります。
フェルベールさんは、私が彼女のお店で、猫のポストカードがとても気に入って購入していたのを、よく覚えていてくださって、なんと、その絵の原画を入手して、プレゼントしてくださいました!
大感激!!!
エヴァンさんからは、私の大好物、世界一のアマンドショコラをお土産にいただきました。
ああ、本当に、嬉しい!!!
ええ、ええ、絶品料理の数々に、一堂感嘆の連続だったことは、言うまでもありません!
こんなにステキな方々とご一緒して、貴重なお話を伺うことのできる私は、なんて幸せ者なのだろうと、心からありがたく感じたのでした。
あっというまに賑やかな時間が過ぎ、ふと気付いたら、すでに日付が変わってしまっていました。
大変!
エヴァンさんは、早朝のNHKの生放送に出演しなければならないのです。
ゆっくり眠る時間が、もうありません。
私たちは慌てて、腰を上げたのでした。
エヴァンさん、大丈夫かなあ。
私も頑張って早起きして、番組を見ます!!
2019年1月29日

連続して、チョコサブレ!
今日は、昨年衝撃の日本デビューを果たした、カンタン・バイィです。
情熱的にチョコレートを語るこのショコラティエの作品は、「クルスティルース レ ノワール」。
スペキュロスクッキーの上に、チコリ風味のヘーゼルナッツプラリネを乗せ、ビターチョコ、あるいはミルクチョコでコーティングしています。
彼の生み出す味の演出は、他のどこにもない、特別なもの。
こんな美味しさ、初めて経験した(!)と、いつも驚かされるのです。
ビターも、ミルクも、どちらも!!
2019年1月27日

時代はサブレ、とでも言わんばかりに、今年はいろいろなメゾンで興味深いサブレが登場しています。
今日いち早くテイスティングしたのは、オリヴィエ・ヴィダルの、サブレ・クルスティヤン。
「メッセージ」のページでもご紹介したとおり、私はこの人のボンボンショコラを高く評価しているのですが、サブレはどうかしらと、さっそく味わってみることにしたの。
サブレ生地に、カカオマスとシナモンを加えた、シックなチョコサブレです。
シンプルであればあれほど、その作り手の力量が問われるというものですよね。
まあ、さすがヴィダル!
サブレ生地、カカオ、シナモン、全ての素材がパーフェクトなバランスで調和しており、絶妙な甘み、旨味の演出に感嘆。
1枚、また1枚と、手が止まりませ〜ん!
2019年1月26日

ショコラティエ、フィリップ・ベルさんは、スキンヘッドの大男。
と書くと、いかにも怖そうな印象になりますが、とんでもない!
本当は、心優しい、とってもチャーミングな愛妻家なんです。
今回もサロン・デュ・ショコラで来日するため、15日間寂しい思いをさせると、15本の深紅の薔薇の花束を美しい奥様セシルさんに贈ってきたそうです。
まあ、なんと愛情溢れる、ロマンチックなプレゼントでしょう!!
そのベルさんの新作、ミニブッシュプラリネをテイスティングしました。
ころんと丸い球体をした、面白いチョコレートです。
ビターチョコのシェルに、セミリキッドのプラリネを満たし、チョコをからめたローストアーモンドをたっぷりと乗せた、楽しいクリエーション。
香ばしいアーモンドのカリカリ感、なめらかなプラリネのやさしい歯触り、回りを包むビターチョコレートのクールな味わいが、見事なリズムを刻んでいて、入れ替わり立ち代わり口に踊る食感が、愉快、愉快。
遊び心があって、美味しさのバランスもパーフェクトな作品、さすがベルさんですね!
2019年1月25日

再び、サロン・デュ・ショコラの会場へ。
あらかじめまとめておいた要チェック・リストを手に、5時間、歩き回り、ショコラティエさんたちと話し込み、伊勢丹の特大紙袋ふたつに、いっぱいのチョコレートを買いこみ、テイクアウトのスウィーツを食べまくりました。
あ〜〜、楽しかった!!!
なんとアルノー・ラエールさんが、店頭でクレープを自ら焼いて、手渡してくれましたよ。
最高!
優しいクレープ生地から、リッチなオレンジとチョコレートが溢れだし、幸せな気分になります。
ダヴィッド・カピィのカヌレも、すばらしい!
外側はカリッと張りのある完璧な肌、中身はしっとりと深みのある味わい。
ラム酒が効かせてあるところは、さすが大人のカヌレと、感嘆です。
あまりに気に入って、賞味期限は今日1日限り、というのに、お持ち帰り用に追加で3個も買ってしまいました。
夜うちに帰って、食べ続けますよ!
キャラメル・パリのタルト・キャラメル・グリエ・エ・カカオも、贅沢ったらない。
ショコラタルトに、チョコレート・キャラメルがとろけ、グリルしたナッツとカカオニブがこれ以上ないほど、ふんだんに詰め込まれていて、その香ばしさ、小気味よい食感に、手も口も止まりませんでした。
その他、サロン・デュ・ショコラでしか味わえない、各ショコラティエさん自慢のスイーツがずらり並んでいて、会場はまるで甘いテーマパークのよう。
今日1日で全部をテイスティングすることはとてもできなかったので、皆さんも会場で、極上の味わいを見つけてくださいね!
2019年1月24日

昨日のフェルベールさんのレモンのボンボンショコラが、あまりにも美味しかったので、今日も、フェルベールさんのボックスに手を出してしまいましたよ。
数ある作品の中から、美しいアルザスのティーポットが描かれた一箱を選びました。
ティーカップにはチェリーが溢れていて、小鳥たちがそれをついばんでいる、キュートな絵柄です。
箱を開けて、たちまち顔がほころびました。
なんて、かわいいんでしょう!
ジャンドゥーヤを詰めた9個のチョコレートに、小さなハート型のレモン風味のサブレと、ナッツがあしらわれていて、若いお嬢さんたちのバレンタインデーの告白にピッタリ。
私はもう若くないので・・・自分で全部、食べちゃいました(笑)!
2019年1月23日

サロン・デュ・ショコラとともに、私のチョコ・テイスティングの怒涛の日々が始まりました!
初日の今日は、クリスティーヌ・フェルベールさんの新作。
今回彼女は、レモンをテーマに幾つものボックスを展開しています。
どれも、アルザスの風景と愛らしい動物の姿が描かれた美しいデザインです。
まず最初に私が選んだのは、木々の緑のなかで遊ぶ小鳥のイラストのボックスでした。
9種類のボンボンショコラが、これまた楽しげなデザインで踊っているの。
レモンのコンフィ&ホワイトガナッシュ、レモン&カルダモンのプラリネ、レモン風味パート・ダマンド&ビターガナッシュなどなど・・・。
驚きました!
レモンがこんな多彩な表情を見せてくれるなんて!!
それぞれ、全く異なるレモンの魅力全開で、口のなかに溢れ出るのです。
なんという美味しさ、なんという贅沢!!
レモンというひとつの素材がこれほどまでに心を開き、身を委ねているとは、さすがコンフィチュールの名手の腕といえるでしょう。
飛びっきりの、テイスティング・タイムでした!
2019年1月22日

今年もついに!
スタートしました、サロン・デュ・ショコラ2019!!
前夜祭の今日、たくさんの懐かしい嬉しい再会を果たし、私は大興奮です。
サロン・デュ・ショコラ創設者のシルヴィとフランソワ!
昨夏美しいアルザスの思い出を共にした、クリスティーヌ・フェルベールとブルーノ!!
フィリップ・ベルや、ブルーノ・ルデルフ、オリヴィエ・ヴィダル・・・。
ブルガリ・イル・チョコラートの齋藤香南子ちゃんと話し込んだり、ジャン゠ポール・エヴァンのブースで、チョコレート・ムースをほおばったり(エヴァンさんはまだ到着してなくて、来週会います)!
とても時間が足りなくて、予定のショコラティエさんの10分の1にしか挨拶できなかったわ。
勿論、今週もう一度(か二度)会場に足を運んで、皆さんとゆっくり話し、チョコレートをどっさり買いこむ予定です。
楽しみっ!!
2019年1月21日

私の誕生日のお祝いに、ジャン゠ポール・エヴァンさんからも、チョコレートのプレゼントが届きました。
12日が3連休で、事務所が締まっていたため、受け取りが今日15日になってしまったの、申し訳ない。
きゃ〜〜!
私の大大好物の、アマンドショコラ抹茶!!
抹茶を使ったチョコレートは、世の中に山とあるけれど、正直言って、どれもたいして成功しているとは思わない。
エヴァンさんのこの作品だけが、唯一美味しい抹茶のチョコレートのクリエーション、傑作だと、私は感じているのですね。
ただ、京都の限定商品なので、なかなか入手が難しい。
今回は、わざわざ京都から送ってくださったものでした。
一緒に、アマンドショコラ・コーヒー(これも絶品!)の缶も入っていました。
私は、コーヒーとチョコレートの組み合わせが大好きなので、感謝感激、大喜び!!
嬉しい、嬉しい、幸せな美味しさに酔っています!
2019年1月15日

昨日は、私の誕生日だったんですけどね、ブルガリ・イル・チョコラートの若きシェフ・ショコラティエ、齋藤香南子さんから、スペシャルなチョコレートのお祝いが、届いたのですよ。
ティラミス、パネットーネ、いちじく&アーモンド、バルサミコいちじく、トリュフキャラメルコーヒー。
5つのボンボンショコラは、まさに「スーパー・イタリア」とでも呼びたいくらい、イタリアの名物や特産品を使った、贅沢なクリエーションです。
(これが、他のどこも真似のできない、イタリアのメゾンの技、ですよね。
特に、ティラミスとパネットーネは、絶品です。)
嬉しいですねえ。
香南子ちゃんは、私の好みを十分に知っていて、サロン・デュ・ショコラの準備に大忙しのさなか、わざわざ私の喜ぶ作品を揃えてくれたのですね。
どの一粒も、イタリアならではの味わいと、自然体でなめらかな素材のハーモニーに感嘆しながら、楽しませていただきました。
香南子ちゃんには、自身のクリエーションの向かうべき方向性が、はっきり見えていて、それに必要なテクニック、腕をしっかり磨いているのだ、と拍手を送りました。
ありがとう!
そして、ご馳走さまでした!!
2019年1月13日

寂しくて、残念でなりません。
私が長年通っていた、新橋「鮎正」さんが、昨年末で閉店してしまったのです。
急なお知らせでした。
暮れも押し迫って猛烈に忙しくしていた私は、年内に出向くことができず、今日やっと、店内の後片付けをしている関係者の皆さまを訪ねて、お礼を申し上げることができました。
ご主人である山根恒貴さん、おかみさんの山根啓子さん、ご主人の息子さん、本店である島根県日原の「美加登家」から、おかみさんのお姉さんや、ご長男のご子息もいらしていて、ご一家にご挨拶することができたのは、とても貴重な機会でした。
(ご長男は、40年も昔、高津川で私に鮎の友釣りを教えてくださった方で、残念ながらその後亡くなられました。)
長い長いお付き合いです。
私は毎年、高津川の鮎の絶品フルコースを鮎正さんで楽しんで、夏がやってきたことを実感していたのです。
ああ、今年から、私はどこで鮎をいただけば良いのでしょうか?
今回の閉店は、ご主人が心臓を悪くなさったことが理由だと伺いましたので、仕方のないことなのですが・・・大変なショックです。
わがままを言って、鮎正の思い出として、苦うるかのための器を、いただいて帰りました。
鮎の形をした陶器で、ご主人が特別にオーダーしてお作りになったもの。
(大切に、うちの食器棚に飾りました。)
ご主人が最後に、冷蔵庫に保管してあった、苦うるかをひと瓶、くださいました。
しばらくの間、私はそれをありがたく味わいながら、涙することでしょう。
2019年1月9日

あけまして、おめでとうございます!

年末の慌ただしさから一転、のんびりした年明けです。
昔、私は年末年始に、日本に落ち着いていたためしがありませんでした。
毎年、海外のどこかの町で、現地の友人たちと、年越し花火に大歓声を上げていたものです。
けれど、マフィンがやってきてから、そうはいかなくなりました。
お正月にペットシッターさんをお願いするのは、難しい。
私がずっと家にいて、マフィンの世話をしなければならなくなったのですね。
新年のお祝いに、マフィンの大好物の烏骨鶏のカステラ(年始用に、亥のイラストの焼き印が入っていました!)を一緒に食べ、このサイトの「マフィン」のページ用に、写真をたくさん撮りました。
ヴィム・ヴェンダース監督の「Pina」のDVDを見て、美しい思い出に浸り、新しい一歩を踏み出す元気をもらいました。
(映像のなかのダンサーたちと、一緒に踊ったりして・・・笑。)
もうひとつ、年末に北海道盲導犬協会老犬ホームから送っていただいた写真を眺めて、嬉しい時間を過ごしました。
私は老犬ホームのサポーターなのですが、秋から毎月、青森のリンゴを送っているのですね。
ワンちゃんたちは、リンゴが大好き。
鼻をくっつけてクンクン匂いを嗅いでいたり、届いた箱の回りに集まって、行儀よくこちらを見つめている様子は、「おいしいリンゴを、ありがとう」と言ってもらっているようで、顔がほころんでしまいますね。

さあ、今日はこれから、新年会〜〜!
2019年1月3日










「チョコレートの奇跡」
最新刊
(中央公論新社)

チョコレートに、あっと驚く健康効果があった!
「神の食べ物」に迫る最先端の科学から、その文化、芸術までを探求したチョコレート解体新書



「ナスカ砂の王国」
新版
(文春文庫)

いつ、誰が、何の目的で、どうやって、描いたのか。
「ナスカの地上絵」の謎を追って、激動の時代を行く、著者渾身のノンフィクション。



「ピナ・バウシュ中毒」
(河出書房新社)

限りなく優しく温かく美しい世界が、ここにあった!
楠田枝里子が敬愛するアーティストの追っかけの旅の記録。



「かぞえる」
(復刊ドットコム)

「かぞえる」って何だろう?
数えられるもの、数えられないもの、数えきれないものもあるよね。
予想もつかない、壮大な結末が感動を呼ぶ、創作絵本。



「チョコレート・ダイエット」
(幻冬舎)

カカオ70%以上のチョコレートは、こんなにスゴイ!!!
毎日の食生活に正しく取り入れて、健康にスリムになりましょう!
ダイエットしたい人、美しくなりたい方、体調の気になる方、ぜひご覧ください。



「不思議の国のエリコ」
(文春文庫)

科学を気軽に面白く味わっていただくためのエッセイ集。
「虹には雄と雌がある」「薔薇色の秘密」「バカにつける薬」など。



「ぼくは おおきな くまなんだ」
(文化出版局)

大きな毛むくじゃらのクマに変身した、ハンス少年の、愉快で愛らしい冒険物語。
ヤーノシュ作、くすたえりこ訳の絵本です。



「うさちゃんのニュース」
(ほるぷ出版)

とうとう最後に、うさちゃんが見つけたステキなものは?!
心があたたかくなる、優しい絵本です。
ボーンスタイン作、くすたえりこ訳。