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ナスカへ


ああ、なんという幸せな体験だったのでしょう!

「マリア・ライヘ基金」が支援をしてきた、ナスカ・パルパ・プロジェクトの博物館が、いよいよ完成となりました。
そのオープニング・セレモニーに出席するため、私はペルーへと飛んだのです。

「ナスカの地上絵」という不思議な遺跡のことは、皆さん、ご存じですよね?
(詳しくは、このホームページの「マリア・ライヘ基金」のセクションを読んでくださいね。)
パルパは、そのナスカのすぐ北に位置する町。
実は、ナスカの地上絵は、ナスカ北部からパルパに渡って広がっていて、今まであまり知られなかったけれど、パルパは、地上絵とナスカ文化を語る上でとっても重要な場所なんですね。
現在も続々と、古代の遺跡や地上絵が発見されています。
そのパルパに、初めての博物館を作ったのです!


パルパ博物館


オープニングのセレモニーには、会場に溢れんばかりの人々が集まりました。
どの人の顔も喜びに満ちていて、ほんとうに温かい、感動的なお祝いの席となりました。
すぐ前の広場にも、大勢の街の人が駆けつけて、博物館の開館を、心から歓迎してくれているのがわかりました。
お礼の言葉を受けるたび、私のほうこそ、こんなにすばらしいプロジェクトに参加する機会を与えていただいて、なによりありがたい、と感謝の思いでいっぱいになりました。
膨大に撮影した写真の整理を急ぎ、「マリア・ライヘ基金」のページで、次々詳しくご報告しますので、ご覧くださいね。

20年の間通った、いつもの懐かしのホテル・ナスカ・ラインズ(旧ホテル・ツーリスタ)に滞在しました。
到着すると、長くマリア・ライヘのお世話をしてくれていたテオフィロが、出迎えてくれました。
今はホテルのフロントで働いていて、予約表に私の名を見つけ、ずっと楽しみに待っていてくれたそうです。
思い出話に、涙をおさえることができませんでした。
いつもマリアさんと朝食を取ったレストランのマリオも、レナーテさんと一緒にピスコサワーで乾杯したバーのマヌエルも、ちっとも変わっていない。
世界のありとあらゆるものを眩しく包みこむ、ナスカの光。
ナスカの風。
ナスカの熱。
ここでは、最も美しいときのまま、時間が止まってしまっているかのようです。

そんななかで、毎日が、興奮に満ちた新しい体験、大発見の連続でした。


パルパの地上絵と私


朝早くから夜遅くまで、寝る間を惜しんで、私は駆け回りました。
そのレポートを、一刻も早くお届けしたいのですが、ペルーからのスーツケースを半分も片付けられないまま、ああ、私はもう、明後日には、ドイツへ旅立ちます。
ピナ・バウシュの、ダンス・フェスティバルに参加するために。
(時差で、私はもうムチャクチャです。)

それにしても、こんなに嬉しい旅が続くなんて・・・申し訳ない、気持ちになってしまいますよね。
はい、今度帰国したら、しばらくは日本にいて、一生懸命仕事をさせていただきます!


2004年10月3日  

楠田 枝里子