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おもしろ消しゴムの、イワコー
それはもう、すばらしい1日でした。
この秋、日本一のおもしろ消しゴムメーカー、イワコーの埼玉本社、工場を、久しぶりに訪ねたのです。
創業者の岩沢善和さんに、またお会いしましょう、とずっとお約束していたのでした。
創業者の岩沢善和さんと。
「ボクはね、世界中の子供たちを、消しゴムで、笑顔にしたいんです」
とおっしゃいます。
88歳におなりですが、お肌はつるつるピカピカで、
お元気で毎日お仕事していらっしゃるのです。
1〜2時間のつもりでしたが、社員の皆さんに温かく迎えていただき、あまりに嬉しくて、楽しくて、話が弾み、なんと5時間も長居しちゃった!
イワコーの皆さん、本当に、ありがとうございました!!!
本社前で、社員の皆さんに大歓迎していただきました。
工場の入口には、きれいなショーケースがあり、そこには、イワコーの消しゴムで、スタッフの皆さんが作った「お菓子の家」が!
なんて夢のある工場でしょう!!
中には、消しゴムを作る大きな機械が、15台。
24時間稼働していて、1日に4万個の消しゴムのパーツを作り出しているそうです。
機械から出来あがったばかりの、一連の小さなハンドルを、岩沢さんが見せてくれました。
これ、何の消しゴムの一部か、わかりますか?
答えは、イワコーの公式サイトで探してね(笑)。
工場長の三浦さんは、「何かものを作り出す仕事をしたい」と思っていたころ、イワコーの消しゴムと出会って感動し、この道に入ったそうです。
三浦工場長
彼の消しゴム人生で、一番嬉しかったことは、と聞いたら、
「創業者と一緒に仕事ができていることです」
と、おっしゃっていました。
他の方々も、とても楽しく作業をしていらっしゃるのが、よくわかりますね。
誇りを持って、すばらしい作品を生み出している・・・皆さん、そういう実感をお持ちなのだと、感じました。
昨年の私の「消しゴムのクリスマスツリー」製作を助けてくださった、
藤澤さん(向かって左)と、谷さん(右)。
イワコー本社内の展示室には、愉快で、可愛くて、心躍るデコレーションがいっぱいで、絵本の国のようでしたよ。
ちっとも偉ぶらず、冗談を言って皆を笑わせ、若いスタッフと一緒にアイデアを練りながら、新しい消しゴムを開発していらっしゃる、岩沢さんの姿に胸打たれました。
イワコーの皆さんは、そんな創業者を心から尊敬し、共に仕事をする幸せを感じているのでしょう。
だからこそ、イワコーの消しゴムは、愛や喜びや夢や笑顔に満ちた、傑作となるわけですね!
私はお土産をたくさんいただいて、恐縮しながらも、大喜び。
そのなかから、ひとつだけ、飛びっきりのお気に入りを、ご紹介しましょう。
なんて可愛いのでしょう!
赤ちゃんの消しゴム、できたてほやほやの新作です。
おすわりしている子、立っちしている子、ハイハイしている子の、3種類。
またもや、傑作の誕生ですね!
途中で、消しゴムコレクターの、まゆぷーさんもわざわざ駆けつけてくださって、みんなで、消しゴムの未来や、新しいクリエーションのプランなど、話はおおいに盛り上がりました。
ステキな時間でした!!
お知らせ: 以前、イワコー主催のトーク・イベントのお知らせを致しましたが、イワコー内部の複雑な事情により、開催できなくなりました。
ご注目くださっていた皆さまには、申し訳ありません。
イワコーとは全く別に、私の楽しいトークショーを企画しておりますので、そちらをぜひお待ちくださいね。
2022年12月10日
楠田 枝里子