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毎日、シュパーゲル


今年も!
5月の旬のシュパーゲル、満喫してきましたよ!!
日本のアスパラの4倍ほどもあろうかという、堂々たるドイツの白いアスパラガス。
かの地では、この時期、市場やスーパーに山盛りのシュパーゲルが並び、どのレストランにもシュパーゲル・メニューが躍って、私たちを誘っています。
ええ、もちろん私も、馴染みのデュッセルドルフで、毎日シュパーゲル三昧でしたよ。
いつも行きつけのヴィクトーリアンというレストランに足を運ぶのですが、お昼に、仲良しのアポテケ(薬局)のティナさんとおしゃべりしているうち、
「ヴィクトーリアンは味が落ちたわよ〜」
との噂を耳にして、急遽、ラ・テラッツァに予約変更。
ここも、私がよく通っていた気に入りのレストランのひとつです。
「そうね、ラ・テラッツァはいいアイデアね」
とティナさん。
急いで友人たちに連絡し直して、無事その日のディナーを迎えることができたのでした。


メインディッシュは、あくまでもシュパーゲルが主役。
ステーキもカツレツも、その添え物という扱いです。

デュッセルのお友だちと。
ガラス張りの窓の向こうには、豊かな緑が揺れていて、
とってもきれいでした。



私が定宿としているホテルのメインダイニングでも、すばらしいシュパーゲル・メニューをいただくことができました。


前菜の、シュパーゲルのパンナコッタ。
といっても、デザートではありません。、
シュパーゲルのエッセンスがつるんと優しく形をなしていて、
その上に、緑と白のアスパラが美しくデコレーションされていました。

シュパーゲル・クレーム・ズッペ。
ほのかにアスパラの優しい甘味が漂う、クリーム・スープです。
泡立たせてあって、本当になめらかで、上品で、香り高い。

シュタンゲン・シュパーゲル。
つやつやのシュパーゲルを、オランデーズ・ソースでいただきました。
(バターソースでも美味しいですよ。)
新じゃがも、まさに今の季節のもので、付け合わせに欠かせませんね。



窓際のお席で、緑のお庭の向こうに、リベスキントの斬新な建築を眺めながら、ゆっくり夕食を楽しみました。


もう夜の9時だというのに、こんなに明るいの!



満足、満足。
今年も本場のシュパーゲルを堪能しました!


2016年6月22日  

楠田 枝里子