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パリにて、チョコレート三昧


6月のパリ!
なんと刺激的な日々だったことでしょう!!!


大好きなショコラティエに会って、お話を伺えたのは、飛びっきり幸せな体験でした。

パトリック・ロジェは、私がこのところ最も注目しているショコラティエです。
まだ日本には上陸していないため、彼のチョコを手に入れるのは大変。
ましてや、会って話が聞きたいなんて、無謀な試みだったのですが、嬉しいことに、パリ在住のジャーナリストの知人の応援を得て、実現することになりました。
しかも、パリ郊外の、彼のアトリエにまで入れていただけたのです!
魔法のようにチョコレートができあがってくる現場で、インタビューさせてもらいました。
(その内容はどこかで詳しく披露できるといいなと思っています。)
彼は、次々にイメージを形作っていく、とても繊細で天才的な造形作家でした!
どういうところから造形のヒントを得るのかと聞いたところ、「まわりに自然にあるものから何でも・・・たとえばあなたの姿からもチョコレートのオブジェが生まれますよ」と言うなり、近くにあった紙にささっとスケッチをし、チョコレートの断片を組み合わせて、形を作ってくださいました。
大感激!!!


パリの一番新しいブティック。
エメラルド・グリーンのパッケージが鮮やかです。
ジェリーやヌガーやジャムも。

ロジェの故郷の緑の森をイメージしたお店です。
チョコで拵えた大きなクマまで、飾られていました。

チョコレートで、私のオブジェを作ってくれました!

とても繊細な天才ショコラティエです。



リシャールさんも、パリのブティックで、待っていてくれました。
お会いするのは2度目ですが、常に優しい微笑をたたえた、とっても誠実な方です。
チョコレートが好きで好きでたまらなくて、1日中チョコのことを考えているといった印象。
新しいアイデアを次々と話して聞かせてくれました。
カカオのパーセンテージ、カカオ豆、原産地に着目した画期的なチョコレートのセット(「ウルトラマンス」と呼ばれる作品)は、実はリシャールさんが21年前に最初に世に出したのですよ。
それが大評判となり、後を追うように他のショコラティエたちも真似をして、同じような商品を出すようになったのでした。
すばらしい!
リシャールさんのお店は、日本にもありますから、ぜひお出かけくださいね。


リシャールさんのブティックにて。



昼間の興奮さめやらぬなか、夜は夜で、食の贅沢が待ち受けていました。
ディナーのために、選びに選んだレストランへ向かいます。
う〜む、驚きの味わいに、連日唸ってばかりです。
夜7時から夜中の12時すぎるまで、えんえん食事を楽しんでいました。
207年もの歴史を誇る「ルドワイヤン」の厨房に入れてもらって、シェフの話を聞きながら、シャンパンを開け、お料理をつまませてもらったのも、この上ない愉快な時間でした。


旅の途上で親切にしてくださった皆さんに、心から感謝いたします。

さて、さて。
出発の日の朝まで、私はチョコレート三昧をしておりました。
チョコレートのトリートメントを受けに、スパに向かったのです。
サロンで喉を潤し、個室に案内されると、そこはアロマ漂う中世風の優雅な空間。
まずはチョコレートのスクラブで、足の先まで磨き上げます。
次は、チョコレートのパック。
全身をカカオですっぽりと包み込まれ、まるで自分が上質のアーモンドチョコレートのアーモンドになったみたい。
さらにはカカオのオイルを使った全身マッサージで、リラックス。
あまりに気持ちが良くて、途中でうとうとしてしまいましたよ。
最後は、お茶と本物のチョコレートのテイスティングで、仕上げ。
2時間後にサロンを出るときには、私の体の隅々まで、チョコレートの匂いで満ちていました。

そして・・・ええ勿論、帰りの機内の持ち込み手荷物は、チョコレートでいっぱいでしたよ。


2008年7月1日  

楠田 枝里子