マフィンと暮らしはじめた日
楠田枝里子
6月は、マフィンがうちにやってきた、記念すべき月。
ちょうど20年前の5月に、私はテレビ番組のスタジオでマフィンと出会い、選ばれてしまったと、先月お話しましたよね。
それから2週間あまりかけて、私は大急ぎで、マフィンを迎えるための準備をしました。
白いケージ、フードとお水のボウル、フード各種、トイレ、猫砂、お魚の爪とぎ、キャットタワー、ネズミさんや羽根やボールのオモチャ、などなど。
「猫の飼い方」の本を、3冊ほど読み、6月になって、私はあのコと暮らしはじめたのでした。
柱のかげで眠りこむマフィン、
全速力で駆け回る、ふわふわの小さな命、
ソファの下に潜り込み、私を見つめている青い大きな目・・・。
今でも、あの愛らしい姿が、そこここに浮かび上がり、ほほえみながらも、涙してしまいます。
今月のマフィンのフォトスタンドも、勿論、あのときの小さなマフィンです。
2022年6月
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