マフィンから、アーニャちゃんへ
楠田枝里子
マフィンの甥っ子のチャビくんのこと、覚えていますか?
顔形も、毛並みも、性格も、マフィンにそっくりの、とっても可愛いソマリルディの男のコでした。
チャビくんには、兄弟として育った、アビシニアンのネオくんがいました。
(宜しかったら、2021年にアップした「甥っ子チャビくんと、ネオくん」をご覧になってくださいね。)
マフィンが旅立ったとき、すでにチャビくんは亡くなっていたので、ネオくんに、ねむねむを形見分けさせていただきました。
夏のひまわりとは違う、春先の黄色いねむねむです。
ネオくんが、喜んで使ってくれました。
やがて、そのネオくんも、虹の橋へと・・・。
ネオくんのお骨は、ねむねむの上に置いてくださったそうです。
うちに帰ってきたら、またここで休めるようにと。
笠原家では、愛猫を失った深い悲しみに、もう猫を迎えることはないだろうと思っていらしたそうですが、息子さんの強い要望もあり、新しいコを迎えることになったと、お知らせをいただきました。
アーニャちゃん!
ふっくらした、茶トラの女のコです。
保護猫さんで、8歳から9歳くらいとのこと。
ネオくんのねむねむを見せたところ、すっかり気に入ったようすで、そこから離れません。
それで、ネオくんに、貸してもらうことになったそうです。
アーニャちゃんは、他のベッドには目もくれず、いつも、ねむねむでくつろいでいるのですって。
さすが、猫の雑貨屋ルシャさんのねむねむは、別格ですね。
まあ、アーニャちゃん、なんて可愛いのでしょう!
それだけではありません。
私は、ネオくんのバースデープレゼントに、またたびポワソンや、フランスパンや、キャンディなど、ルシャさんのまたたび入りおもちゃを送っていました。
ありがたいことに、ママさんは、それを形見として箱に入れて、大事に仕舞ってくださっていたのですね。
それを、ある日、アーニャちゃんが、匂いで見つけ出してきて、
「これ開けて〜」
と騒ぐので、幾つか出してあげたら、もう大興奮。
これもネオくんに貸してもらうことにして、楽しく遊んでいるようです。
ママさんは、こう書いていらっしゃいました。
「ネオにいろいろ借りちゃってますが、とても性格の優しい子だったので、きっと見守ってくれていると思います。」
アーニャちゃん、よかったね!
いつまでも元気で、幸せにね!!
マーちゃん、嬉しいね!!
あなたのねむねむ、今はアーニャちゃんが、大喜びで使ってくれてるよ!!
2024年6月
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